普門園に
ついて

流れる水の音が響き、時折吹く風に竹林がざわめく、自然の音に包まれた庭園。その庭園を囲むように回廊が続き茶室や大書院など各建造物を結んでいる。和の格式溢れる奥の院、普門園は年月を重ねることでしか表現できない木の質感、風格 当時の世相を色濃く映し出す意匠 旧家を移築・再生させ古き良きものを受け継ぎ伝える場所。

竹翠亭(重要文化財指定、旧日下部久太郎邸)
大正時代、海運王として栄えた日下部久太郎氏の邸宅として建てられました。重要文化財として指定された歴史的価値の高い建物は、随所に大正時代当時の職人の意匠を感じられます。平成20年夏に興正寺へ移築し、竹翠亭の雰囲気そのものが非現実的であり、ゲストの皆様も古都に訪れたような気分が味わえます。
- 【波ガラス窓】
- 苔庭前の窓は通称“波ガラス”とよばれるもので、現在のガラスとは異なりその名の通り景色が波打ってみえます。これは一枚一枚手作業で作製されたものであるが故に、自然と不均衡なゆがみがでたものです。機械化された現在では、大変貴重なものです。
- 【襖絵】
- 水墨画家によって描かれたもので、手掛けひとつひとつもお部屋によって異なります。

蓬莱庭
春にはしだれ桜、夏には青々とした竹林、秋には紅葉、冬には白銀の雪景色など、四季折々に魅力的な表情が楽しめます。 四方を回廊と建造物に囲まれた、舞台のように開放的な庭園。一本桜や竹林、鏡のように自然を移し込む水盤は蓬莱庭の象徴です。

境内
悠久の刻を感じさせてくれる興正寺の五重塔。その脇に“縁結びの儀”の由来となった樹齢二百年を超える大きなクロガネモチの樹がたっています。恋愛成就の寺として知られるきっかけとなった樹でもあります。
- 【なで石】
- クロガネモチ の麓にあるなで石は、左手で三度撫でると相手に想いが伝わると言い伝えがあります。 普門園の挙式では、そのなで石におふたり手を添え、絆を深め会う儀式があります。
- 【五重塔】
- 愛知県内で今なお現存している唯一の塔。210年前に建立された木造建築は、国の重要文化財にも指定されています。正門を入るとすぐに、そびえ立つ五重塔は境内のシンボルです。
ウエディングプロデュース
Chou Chou Bridal
ふたりが結婚を決めた時、それぞれが思い描く結婚式のカタチ。ふたりが生まれ育ってきたなかで大切にしてきた想いを、ウエディングデザイナーがデザインし、カタチにします。